青梅・五日市線用のl03系の20l系への置換えは、6連については非併結運用を設定して順次置換え、
という形を取っていたのに対し、4連については、平成13年11月30日の1日だけで9運用全てを差替える、
という方法で行なわれ、翌12月1日から、青梅・五日市線の4連運用は全て20l系で運用されていました。
青梅線はカーブが多いため、l03系にレール塗油装置を取りつけて対応し、置換え時点では20l系には
塗油装置が未装着のため、定期運用を離脱して拝島に留置中の塗油装置付きl03系4連(旧青4編成)を
時々走らせ(主に金曜日?)、レール塗油を行なっていたようです。(別途、継続運用中の6連についても、
クハl03-470を、4連に入っていた塗油器付きのクハl03-282と差し替え、4本中2本を塗油器付き編成とした。)
ところが、塗油装置付きl03系を時々走らせるだけでは充分では無かったようで、4連運用の20l系の一部に、
車輪の異常磨耗が発生し、さらに代走のため運用に入った四季彩編成についても異常磨耗が発生する事態となり、
車輪削正や急遽20l系にレール塗油器を取り付ける作業が行なわれたようです。
このため、運用車輛数に不足を来たすのと、レール塗油の頻度を上げる目的のため、平成14年1月21日ころから2月1日頃まで、
4連運用の内の、15・17の2運用について、l03系(内1編成は塗油器付き編成)を代走させることになった模様です。
15・17の2運用は、平日は終日4連での単独運用となっており、休日についても立川へ行く各1往復のみが6連との併合となる
運用で、休日の立川2往復での6連併結を中止すれば、l03系に戻しても支障の無いよう設定されており、運用の移り変わりに
ついても、13と17運用が奥多摩滞泊となっているので、ここで運用の流れを差替え、13→19、17→15とすれば、
15・17の2運用のみを、他の4連運用とは独立させて別形式で運転できるよう組まれています。
なお実際に、1月26日(土)、27日(日)の立川乗り入れ2往復については、通常10輌のところ、臨時に4輌編成で運転する旨が、
一部の駅の時刻表に掲示されていました。
(車輛の番号は、追ってUPします。)
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